インプラント

インプラントは、歯が抜けた後のあごの骨に人工歯根(インプラント材)のボルトを埋入して土台を作り、その上に人工の歯を被せる治療方法です。日常生活における違和感や痛みに悩まされることが少なく、自分の歯と同じような感覚で食事や会話を楽しむことができます。
当院では歯科用CTを導入しており、インプラントの埋入方向を三次元的に確認することが可能となります。また、骨造成手術などが必要な難症例のインプラント治療にも対応しております。

インプラント
こんな方はご相談ください。

歯を失ってしまった

入れ歯がすぐに外れてしまう

いつまでも若々しさを保ちたい

歯周病が進行し歯がボロボロになってしまった

インプラント こんな方はご相談ください

 

インプラントの特徴

インプラント治療にはメリットだけではなく、デメリットや注意点もあります。
高血圧症・心疾患・骨粗しょう症・糖尿病などの全身疾患がある方や、
妊娠中の方などお身体の状態によってはインプラント治療を受けられないケースもございます。
当院では治療前にしっかりとご説明し、患者さまに十分ご理解、ご納得いただいてから治療を行います。
ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。

メリット

●しっかりと噛むことができ、違和感が少ない

●見た目の仕上がりが自然

●周辺の歯を削る必要がない

●残っている歯への負担が少ない

デメリット

●インプラント周囲炎に注意する必要がある

●保険適応外のため、費用が高額になりやすい

●お身体の状態により治療が受けられないケースがある

●治療後にも定期的なメンテナンスが必要

当院のインプラント治療のこだわり

01. 噛み合わせや確実性を重視した治療計画

ただインプラントをいれても快適には噛めず、長持ちすることはありません。
その方にあった噛み合わせなど口腔内全体を考えた、確実性のある治療計画をご提案いたします。
使用するインプラントは信頼性のあるメーカーを採用しております。

噛み合わせや確実性を重視した治療計画

02. 難しい症例にも対応

あごの骨の量などを理由に他院で断られてしまったような難症例でも、骨を増やす骨誘導再生法(GBR法)などを行うことで対応することができます。
また、当院以外で過去に行ったインプラントのご相談についても伺います。

難しい症例にも対応

03. 徹底した衛生管理のもとでの治療

インプラント治療で使用するような器具は、高圧蒸気滅菌・ガス滅菌・紫外線照射・薬剤などを使用し、それぞれの材質に適した滅菌処理を行い、衛生管理を徹底しております。

徹底した衛生管理のもとでの治療

04. 歯科用CTを使用した精密検査

歯科用CTを使用することで、あごの骨などの詳細なデータを取得することができます。
手術前の診断や計画立案、治療シミュレーションの為には歯科用CTは必要不可欠となります。

歯科用CTを使用した精密検査

 

骨が足りない場合のインプラント治療法

骨誘導再生法(GBR法)

あごの骨が不十分で、インプラント体を埋め込むことができないような場合に、歯槽骨やあごの骨の再生を促す治療方法です。
状況によっては、骨補填材(骨生成材)を使用したり、患者さまご自信の骨を採取・移植して、骨の再生を促します。

サイナスリフト・ソケットリフト

上あごの奥歯を失うと骨が薄くなり、インプラントを入れるための骨の高さが不足することがあります。
サイナスリフト・ソケットリフトは、上顎洞を上に持ち上げて骨を作りながら、インプラントを埋め込んでいく方法です。
残っている骨の厚みなどにより治療方法を選択いたします。

 

治療の流れ

① 問診・カウンセリング
インプラント治療について理解いただくため、動画や資料などを使って分かりやすくご説明いたします。
お困りごとやご要望などを伺い、ご納得いただけるまでご相談に応じます。
② 精密検査
現在の歯や歯ぐきの状態、噛み合わせなどのお口の環境を、CT撮影や咬合検査などを行い確認します。
併せてあごの骨の状態も検査し、インプラント治療が可能かどうかを判断します。
③ 治療方針の説明
これまでのカウンセリングと精密検査の結果をもとに治療プランを立案し、必要な費用と合わせて詳しくご説明いたします。
ご納得いただけてから治療を開始します。
④ 一次手術(インプラントの埋入手術)
歯が抜けた箇所へ歯根となる部分(インプラント)を埋入します。
埋入後、インプラントがあごの骨に固定されるまで経過を待ちます。
⑤ 二次手術(人工歯の取り付け)
インプラントが固定されたことを確認できたら、その上から人工の歯を被せます。
⑥ メンテナンス・定期検診
インプラントは治療後の定期的なメンテナンスが欠かせません。
3ヶ月~半年に1度は定期検診にお越しください。

症例の紹介

奥歯が欠損。噛み合わせの機能回復を行ったケース

治療前

治療後

治療詳細 奥歯がすべて抜けて噛めないという状態。噛み合わせを回復させる治療を行いました。
インプラント埋入手術及び、あごの骨が少ない箇所に部分的に骨誘導再生法(GBR法)を行いました。
・インプラント11本
・GBR法施行部位4か所
治療期間
費用目安
治療期間 約9ヵ月
総額(約¥3,000,000)

保険適用の入れ歯とインプラントを組み合わせて噛み合わせの機能回復を行ったケース

治療前

治療後

治療詳細 入れ歯の痛みでお悩みがあり、予算内でインプラント治療をご希望。
下あご両臼歯部に、インプラント埋入手術を行い、
上あごに、保険適用での入れ歯を使用する設計を行いました。
※奥歯がない状態で、前歯だけを治療しても噛み合わせを整えることができません。
上下左右 全臼歯部をなるべく同時期に治すことが大切です。
・インプラント4本
・下あご前歯部の差し歯や、上あごの入れ歯等は保険治療
治療期間
費用目安
治療期間 約6ヵ月
総額(約¥1,000,000)

「噛む力が強く入れ歯が割れる」というお悩み解決のため治療したケース

治療前

治療後

治療後9年経過

治療詳細 以前他院にて入れ歯を製作しておりましたが、噛みにくさを解消するためにインプラント治療を行いました。
治療後、定期的なメンテナンスを行い、施行後9年経過した現在も噛み合わせは良好です。
・インプラント11本
治療期間
費用目安
治療期間 約8ヵ月
総額(約¥2,500,000)

下の奥歯の欠損箇所にインプラント治療。上の前歯を中心にセラミック治療。
機能性と審美性を備えたケース

治療前

治療後

治療詳細 下の奥歯がなく、上の差し歯が乱れてしまった状態。噛み合わせ機能の回復と、見た目をきれいにしたいという要望のため、インプラントとセラミック治療を行いました。
下あご両臼歯部に計5本のインプラントを埋入。
埋入免責期間中に上あご14本分の差し歯をメタルボンドで修復。
その後、下顎小臼歯部や前歯部の治療を行いました。
・インプラント5本
・メタルボンド14本
治療期間
費用目安
治療期間 約10ヵ月
総額(約¥2,300,000)

上顎前突(出っ歯)のため入れ歯が合わない方を治療したケース

治療前

治療後

治療詳細 上顎前突(出っ歯)のお悩みがあり、入れ歯がなかなか合わない・痛みがあるというお悩みがありインプラント治療を行いました。
上あごに7本、下あごに1本のインプラントを埋入し、両臼歯部の咬合高径を回復させた後、上あご右側インプラント上部構造物の所へ、硬質レジン前装冠を入れて治療を行いました。
・インプラント8本
治療期間
費用目安
治療期間 約10ヵ月
総額(約¥2,350,000)

入れ歯が痛くて入れられない方を治療したケース

治療前

治療後

治療詳細 下の奥歯の欠損部分にインプラントを埋入し、目立つ箇所はセラミック治療を行いました。
治療終了後、3ヵ月ごとの定期検診を行っています。インプラント周囲炎や、インプラント上部構造物の破折等のトラブルも無く、約10年経過後も噛み合わせは良好です。
※奥歯の噛むところに歯がないとインプラントも入れ歯も長持ちしないため、奥歯を中心に噛み合わせを整えることが大切です。
・インプラント6本
治療期間
費用目安
治療期間 約4ヵ月
総額(約¥1,500,000)

 

料金表

インプラント治療

料金(税込) ¥275,000~385,000
治療期間目安 3ヵ月〜1年
治療回数目安 6~10回

骨誘導再生法 (GBR法)

料金(税込) 1歯あたり 約¥55,000~110,000
治療期間目安 通常のインプラント治療 +約3ヵ月
治療回数目安 通常のインプラント治療 +約5回

サイナスリフト

料金(税込) 片顎 ¥220,000~¥275,000

インプラントの被せ物

料金(税込) 1歯あたり 約¥27,500~110,000